「アメリカ合衆国建国の父」ジョージ・ワシントンについて知っておくべき知識

世界史

アメリカは世界で最も多様な文化背景をもつ国です。
軍事、政治、経済、文化を牽引し、名実ともに世界で最も先進的な国家です。

そのアメリカの国家元首として君臨するアメリカ大統領。
ここでは偉大なアメリカ大統領の横顔を学びます。

今回は「アメリカ合衆国建国の父」の代表であるジョージ・ワシントンです。
偉大なるアメリカ合衆国の初代大統領です。

アメリカ独立戦争の英雄

植民地軍総司令官

イギリスからの独立戦争においてジョージ・ワシントンは植民地軍総司令官に任命されます。
大陸会議にて任命されたワシントンは大陸軍を指揮しました。

ワシントンは独立戦争を指揮するも局面においてはイギリス軍で敗北します。
ワシントンの戦績は芳しくありませんでした。

指揮官として独立へ導くも圧倒的な成績は残していません。
イギリスの覇権を嫌った欧州諸国の助けもありアメリカが独立を果たしました。

フランスの助けを借りる

独立戦争初期は劣勢であった大陸軍。
フランス軍の助けを借り徐々に攻勢に転じます。

民兵の手によって抗戦を繰り広げていた大陸軍と国際的に孤立していくイギリス軍。

欧州諸国の支持を受けたアメリカは独立にこぎつけました。
ワシントンが偉大なるリーダーかは評価が分かれるところです。

象徴的な人物として、祀り上げられた印象を受けます。

初代アメリカ合衆国大統領

大統領選挙

在任期間:1789年4月30日 – 1797年3月4日
所属政党:無所属

全13州から大統領選挙に参加した州により投票で大統領を選出しました。
ワシントンは 選挙人投票率100%の票を獲得した唯一の大統領です。

ワシントンは3期目の大統領就任には動かず2期4年で任期を全うしました。
これが慣習となり、大統領は最大2期4年となり、これは後に合衆国憲法で修正されます。

党派的対立の回避

無所属派閥を貫く

ワシントンは政党間の派閥的対立を嫌いました。
1つの共和国家を運営するため、無所属派閥を貫きました。

大統領の任期期間中に無所属派閥を貫いた唯一の大統領です。
政党の対立が国家の分裂を生じるとワシントンは考えていました。

人事も政党が出来ないように力の均衡を意識する徹底ぶりでした。

退くと速攻で政党が出来る

政党を嫌ったワシントンですが彼が政治から去ると速攻で政党が誕生します。
しかも、ワシントンの最側近の人物が政党を立ち上げる皮肉ぶりです。

アレクサンダー・ハミルトンが連邦党の基盤づくり。
トーマス・ジェファーソンは民主共和党の設立します。

初代大統領ワシントンの思惑とは裏腹に現在のアメリカも二大政党制が取られています。

黒人奴隷プランテーション

黒人奴隷

ワシントンの出生はバージニア植民地です。
一家は黒人奴隷プランテーションを経営します。

ワシントンは人生の大半を黒人奴隷経営しました。
数百人の奴隷を束ねて事業経営をしていました。

奴隷制度を嫌悪する言説も出ていますが私人としては黒人奴隷と縁深く生涯を閉じます。
違法行為を行ってまで自分の奴隷を手放すこともしませんでした。

ワシントンの真意は?

奴隷制度をワシントンは排除したかったのかもしれません。
それでも誕生したばかりの共和国家には、勢力を二分するような議題は避けたい意向があったのかもしれません。

案の定、その後アメリカを二分する南北戦争は奴隷制度を巡るものでした。
ワシントンが危惧した奴隷制度を巡る勢力の二分は後に実現します。

インディアン絶滅

インディアンへ排他的

アメリカ建国の裏にはインディアンとの戦争との歴史でもありました。
ワシントンもインディアン絶滅を支持しています。

当時のアメリカはインディアンに対して徹底的に駆逐する方向性です。
黒人奴隷経営をしていたワシントンは黒人以上にインディアン絶滅には乗り気でした。

ワシントンはインディアンを猛獣となぞらえるなど徹底した排他政策です。

アメリカ建国の黒歴史

世界で最も多様な文化背景をもつ国がアメリカ。
その建国には徹底した少数民族への排除でした。

アメリカは建国までに白人入植者とインディアンの闘争が繰り広げられてきました。
インディアンと入植者の闘争は続き、徐々に入植者によるジェノサイド化に移行します。

多様なバックボーンを謳うアメリカの建国には黒歴史があります。
その歴史を学び、文化的な発展を遂げていると考えると国家としての成長が学べます。

イメージ戦略

公平無私

ワシントンは共和国家のトップとして公平無私のイメージ戦略を取ります。
公平無私とは一方に片寄ることなく平等で、私心がないことです。

高額な大統領の俸給も受け取らない姿勢を示しました。
公に仕える者としてのイメージをとります。

成功者

独立戦争の勝者。
大統領に登り詰めた成功者としてワシントンは語られます。

その後のアメリがでは建国の父として紙幣にも飾られます。
最も大きな成功を収めた偉大な人物としてイメージ戦略に用いられます。

フリーメイソン会員

ワシントンはフリーメイソン会員です。
アメリカ大統領は過去多くのフリーメイソンを輩出しています。

その先駆けがワシントンです。
陰謀論、都市伝説に事欠かないフリーメイソンとアメリカ建国との繋がりがあることは確かです。

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