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地球を救う「代用肉」の誕生

「代用肉」の存在が少しずつ浸透しています。

日本でも大塚食品が日本初の植物由来ハンバーグを商品展開しています。
三井物産が一部出資するシリコンバレー発のビヨンド・ミートが日本にも登場するなど代用肉業界は盛り上がりを見せています。

代用肉は今後の食の在り方にどのような影響を果たすのでしょうか?

代用肉とは

コピー食品の1種

代用肉はコピー食品の1種である代用食です。
コピー食品とは特定の食材を、別の食材を用いて作る加工食品です。

代用肉は植物性たんぱく質を動物性たんぱく質を用いて再現します。
主に大豆などの植物由来製品で人工肉を作ります。

人工肉の開発・製造はかねてより進んでいました。
技術革新で遂に市販化が実現し、今後の市場開拓に期待されています。

ビヨンド・ミート

代用肉市場を牽引するのはビヨンド・ミート。
シリコンバレー発のテクノロジー企業です。

既にアメリカ国内では代用肉をスーパーマーケットに流通させるなど業界のパイオニア的存在です。

ビヨンド・ミートは大手企業やビルゲイツなどからも資金調達し、NASDAQにも上場しています。
同社の代用肉が日本にも登場して話題を集めました。

代用肉が登場した背景

代用肉が登場した背景には主に「思想的理由」と「地球環境的理由」の2つに分けられます。

思想的理由

思想的理由の背景には、ヴィーガンや宗教上の理由があります。
何らかの理由で食肉を禁じている人にとって、代用肉は食の選択肢が増えます。

「食肉は無理だけど、ハンバーガーが食べたい」という人には、自分の信念を曲げずに食事を楽しむことが出来ます。
代用肉の再現率は非常に高く、ビヨンド・ミートでは「生肉(代用肉)」としても提供しています。

思想的理由とは異なりますがアレルギーを持つ人にも代用肉は待望です。

地球環境的理由

代用肉登場の背景としては地球環境保全の問題もあります。
畜産業が与える温室効果ガス問題への対策です。

畜産業の温室効果ガスは世界最大の要因。
ある研究者は地球上の1/3の温室効果ガスは畜産業によるものだとしています。

特に牛が排出するメタンガスは著しく、豚の4倍、鶏の10倍と言われています。

牛肉を家庭に届けるために、畜産業は発展。
その分だけ、地球環境は悪化しているという背景です。

技術の進歩と地球の破壊

人類の愚かさの一端

代用肉を大枠で捉えると人類の愚かさが見えてきます。

ブラジルなど熱帯雨林では土地開発のためアマゾンを伐採。
温室効果ガスの吸収源、数多くの生命体を奪っています。

開発されたアマゾン伐採跡地に畜産場を建設します。
畜産場では沢山の牛さんが温室効果ガスを排出。
生命体は人類の嗜好品である牛さんだけです。

温室効果ガス対策の代用肉

熱帯雨林の伐採と過剰な畜産業の発展により温室効果ガスの排出は増加し続けます。

温室効果ガス排出対策のために、登場するのが代用肉です。
技術革新によって、畜産業の在り方を変えようとしています。

人間がアマゾンを破壊し、畜産業を創造。
畜産業を破壊し、代用肉を創造。

技術革新といえば聞こえはいいです。
ただ、地球環境悪化の根本は人間の存在ということが一目で理解出来ます。

破壊と創造。
近代化で利便性を追い求める代償は地球の破壊なのかもしれません。

人口爆発で一気にピンチへ

技術革新の波は止めることは出来ません。
ここまで来たら技術革新の波が地球環境悪化のスピードを上回るしか手はありません。

代用肉の分野でも更なる技術革新が必要。
コストを抑えて、食肉と同等のクオリティを満たさないといけません。

来たる人口爆発の前に代用肉が肉を上回る供給にまで発展する必要があります。
いつの日か、スーパーの食肉コーナーは代用肉がズラッと並ぶ世界があるかもしれません。

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