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【中東情勢】「カタール」世界で最も裕福な国

中東情勢を学ぶ

0知識から中東情勢を勉強しています。
今回は「カタール」です。

カタールはアラビア半島東端に位置します。

カタール半島はペルシャ湾に面しています。

陸続きでサウジアラビアと国境を面します。
ペルシャ湾を介して、イラン、UAE、バーレーンと接します。

小国ですが天然資源が豊富なので経済水準は高いです。
アラビア半島でも有数のレンティア国家。

治安は全土で安定しています。
→外務省の危険度マップ

治安
全土で安定

カタールの基本データ

カタールの成り立ち

近代カタールは現首長であるサーニー家が1868年より支配しています。

第一次世界大戦前はオスマン帝国の支配下に入りました。
第一次世界大戦後はイギリスに統治されます。

第二次世界大戦後、イギリスが撤退するとアラビア半島では国家建設が進みます。

カタールではUAE、サウジの一部に入る可能性もありました。
しかし、国力が安定していたカタールは独自で国家建設に動きます。

カタールの諸データ

人口は約250万人強。
人口は増大しています。

出稼ぎ労働者も多く、カタール国籍保持者は15%程です。

カタールの首都はドーハです。
ドーハは国内最大都市で、人口の半数以上が都市圏内に居住します。

サッカーの「ドーハの悲劇」で有名になりました。
ドーハは観光産業に力を入れています。

 

カタールの経済

1人あたりの国民総所得は世界2位です。
「世界で最も裕福な国」と評されることもあります。

小国ながら豊富な天然資源を有します。
石油と天然ガスの輸出による経済形成です。

現在は金融センターの確立を発展させています。

国民に所得税がなく、医療費、電気代、電話代、土地など手厚い社会保障が導入されています。

 

カタールの宗教

カタール国籍を持つ人は全体の15%程です。
その他はインド、フィリピン、ネパール、スリランカなどから出稼ぎ労働者です。

宗教は7割がイスラム教徒で、そのほとんどがスンニ派です。
イスラム教が国教となっています。

その他、キリスト教、ヒンドゥー教が一定数います。

 

カタールの政治

カタールの政治

政治はサーニー家による首長制です。
三権分立を謳いますが、実質は独裁国家です。

サーニー家はカタール土着の部族です。
サーニー家内での政権追放は目立ちます。

先々代の首長であるハリーファ政権は父アフマドを追放し築きました。
先代の首長ハマドも父ハリーファを追放しました。

現政権はハマドから首長の座を移譲されました。

 

カタールの外交

アラビア半島を構成する湾岸協力会議(GCC)の加盟国です。

ただ、現在はカタール外交危機に瀕しています。
アラビア半島を構成する国やエジプトから外交断行されています。

中東以外では、アメリカ中央軍が駐屯しています。
その他では、近年中国との距離を近づけており、中国式の軍事訓練を導入しています。

カタールの特徴

カタール外交危機

2017年にカタールは中東諸国から外交断絶を受けます。

カタール断行と呼ばれる措置を取った国はサウジ、UAE、バーレーン、エジプト、イエメン、モルディブ、モーリタニアです。
ペルシャ湾岸の盟主であるサウジ、イスラム国家の雄エジプトとの断交はカタールにとって、痛手です。

カタールに本拠を持つアルジャジーラの放送を遮断。航空便の停止など断絶しています。

外交断絶に至った背景はカタールのイラン接近、ムスリム同胞団への支援が挙げられています。

 

外交政策の転換

カタールは過激派組織への支援が噂されてきました。
支援への噂を払拭できずに、カタール断行に繋がりました。

そこからは外交政策を転換させて、物資の輸出先を変更することで経済を保っています。
特に中国への接近が強まり、軍事面でも結びつきを強めています。

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