【中東情勢】「クウェート」地味だけどレンティア国家で裕福

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今回は「クウェート」です。

ペルシャ湾に面する中東の小国です。
イラク、サウジと領土が隣接しており国土の東側はペルシャ湾に面しています。

世界4位の石油埋蔵国でありレンティア国家の代表格です。

治安は全土で危険度1レベルです。
イラクと国境を隣接することから過激派組織(ビスボラ、ISIL)のテロ行為の危険があります。
→外務省の危険度マップ

治安
全土でレベル1

クウェートの基本データ

クウェートの成り立ち

近代クウェートは他の中東諸国と同じくオスマン帝国下にありました。
オスマン帝国支配の中で1750年代よりサバーハ家が国内統治を始めます。

その後、第一次世界大戦後イギリスの支配化に入ります。
1961年に独立を果たし、現国家が誕生しています。

サバーハ家は現在もクウェートを支配する一族です。
サウジアラビアの首長であるサウード家にルーツがあります。

クウェートの諸データ

人口は約400万人強。
人口は湾岸戦争以後、右肩上がりで増大しています。

他の湾岸諸国と同じく出稼ぎ労働者も多いです。

クウェートの首都は国名と同じクウェートでありクウェート市と表記されます。
好景気によりビル群が立ちならんでいます。

 

クウェートの経済

1946年より生産が開始されたブルガン油田を擁します。
ブルガン油田は世界第2位の油田であり、クウェートを一躍豊かな国に押し上げました。

クウェート国内の石油埋蔵量は世界第4位です。
豊富な石油を基に経済を活性化させています。

労働力は出稼ぎ労働者に依存しています。

 

クウェートの宗教

アラブ系の国民が80%以上を占めます。

宗教はイスラム教が全体の80~90%で、スンニは過半数を超えます。
イランと近いことからシーア派も一定割合(3割程)存在します。

 

クウェートの政治

クウェートの政治

クウェートは立憲君主制です。
これは形骸化されており、実質は絶対君主制です。

サバーハ家が君主、政府の要職を占めています。
サバーハ首長の権力は絶対的です。

言論、表現の自由はなく、サバーハ家への敵対勢力は厳しく弾圧されます。
アラブの春での民主化は限定的でした。

 

クウェートの外交

アラビア半島を構成する湾岸協力会議(GCC)の加盟国です。

サウジアラビアと密接な動きを見せます。
イランとも関係があり、サウジとイランの緩衝的ポジティブを持ちます。

イラクのクウェート侵攻により勃発した湾岸戦争によりイラクとは国交が断絶。
イラクとは国境が隣接しているため、戦争後も緊張は続いています。

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