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【中東情勢】「イスラエル」アラブにあるユダヤ人の国

中東情勢を学ぶ

0知識から中東情勢を勉強しています。
今回は「イスラエル」です。

イスラエルは地中海に面する中東の国です。

レバノン、シリア、ヨルダン、エジプトと隣接します。
ガザ地区、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ自治政府が存在します。

パレスチナ問題、中東諸国との軋轢など中東の鍵を握る国です。
アラブ国家が多い中東諸国の中でイスラエルはユダヤ人が多く居住するユダヤの国です。

アメリカの中東における最重要パートナーでもあります。

治安
イスラエル全土でレベル1以上危険レベル
ガザ、レバノン国境地帯では渡航中止勧告

イスラエルの基本データ

イスラエルの成り立ち

イスラエルの起源は古代まで遡ります。
ユダヤ人の祖先であるヘブライ人が建国した国もローマ帝国によって滅ぼされます。

以降、ユダヤ人は世界に離散します。
現在のイスラエルが建国される1948年まで国家建設がされませんでした。

ユダヤ人は国家を持たない民族として世界中に散らばります。

 

シオニズム運動

19世紀末よりシオニズム運動が起こります。
シオニズム運動は世界中に離散したユダヤ人が聖地エルサレムを目指す文化運動です。

シオニズム運動、ナチスのホロコーストによる迫害に起因し、イスラエル建国に繋がります。

イスラエルの諸データ

中東諸国に比べて、高いGDPを誇ります。
経済的には発展しており1人当たりのGDPでは日本を上回ります。

人口は約800万人、南北に伸びた地形です。

イスラエルの首都はテルアビブです。
首都論争がありイスラエルは首都をエルサレムと主張しています。

テルアビブはイスラエルの経済の中心地であり、世界屈指のリゾート地でもあります。
一方、エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教共通の聖地であり複雑な宗教背景を抱えています。

イスラエルの文化はユダヤ文化が重視されます。
欧米よりの文化も広く受け入れられているのが特徴的です。

 

中東のシリコンバレー

イスラエルは先進国です。

欧米諸国からの多額の投資により経済発展しました。
GAFA、マイクロソフト、IBMなども積極的に参入されています。

中東のシリコンバレーとして知られ、ベンチャー企業が盛んです。

 

イスラエルの宗教

イスラエルでは全土の人口内訳はユダヤ人が約75%、アラブ人が約20%です。
ユダヤ教徒75%、ムスリムが16%、キリスト教、その他にいます。

宗教の自由が認められています。
基本的にはユダヤ人のために建国された国なのでユダヤ教の国です

憲法、教育もユダヤ教を重視した設計です。

ユダヤ教徒75%、ムスリムが16%、キリスト教、その他にいます。

信仰心も個人の自由に任されています。
エルサレムではユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地とされており複雑な宗教背景が広がります。

 

イスラエルの政治

イスラエルの政治

イスラエルは議会制民主主義です。
国家元首は大統領ですが、儀礼的な色が強いです。

クネセトと呼ばれる国会が立法府です。

18歳以上に選挙権が与えられています。
選挙への関心は高く選挙率は80%を超えます。

 

イスラエルの軍事

イスラエルは国民皆兵国家です。
アラブ周辺国家と度重なる戦闘経験があります。

パレスチナ自治区とは常に緊張状態です。
直近では、シリア内のイラン施設へ攻撃を仕掛けています。

中東では孤立した立場であり、軍事力誇示のため核保有が濃厚です。
核保有はほぼ確定とされていますが、黙認されています。

 

イスラエルの外交

イスラエルの外交政策はアメリカが最重要です。

アメリカ以外ではEU諸国と結びつきが強いです。
ホロコーストのあったドイツの支援を受け入れています。

その他では日本、中国、インドとも関係を強めています。

 

アメリカとの関係

イスラエルの最大の盟友がアメリカです。
アメリカからの多額の援助を受けて、現在のイスラエルの発展があります。

在米ユダヤ人のロビー活動もあり、イスラエルへの支援は手厚いです。
イスラエルの核保有なども黙認されています。

アメリカの中東における最大のパートナーとして役割を担っています。
トランプ大統領は国際世論とは逆行し、エルサレムの首都を認める動きを示しています。

 

中東諸国との関係

建国背景もあり近隣諸国とは仲が悪いです。
現在では周辺諸国と関係を保つような流れがあります。

それでも中東諸国とは総じて関係が悪く国家承認されていません。
イランとは未だに一触即発の間柄です。

イスラエルの特徴

パレスチナ問題

現在のパレスチナ問題に至るまでには歴史の禍根があります。
イギリスの「三枚舌外交」、ナチスの「ホロコースト」、アラブ諸国の「中東戦争」など多くの歴史的問題が背景にあります。

ユダヤ系のイスラエルとアラブ系のパレスチナの抗争。
交わることない民族間の対立は現代において続いています。

アラブ諸国はアラブ国家のパレスチナを支持。
一方、ユダヤ人のロビー活動を受ける欧米はイスラエルを支持。

両者歩み寄りを見せる気配はありません。
イスラム原理主義が根付くガザ地区ではテロ行為が続きます。
イスラエルは強硬的にパレスチナの勢力を削ります。

 

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聖地エルサレム

イスラエルでは聖地エルサレムを巡る問題もあります。
エルサレムは宗教的背景が広い都市です。

ユダヤ教:エルサレムが発祥の地
キリスト教:イエスキリストの最期の地
イスラム教:ムハンマドがアッラーから啓示を受けた地

各宗教の聖地であるため、熱心な信者はエルサレムを目指しています。
エルサレムには各宗教(宗派)の信者が集います。

国連のユダヤ人とアラブ人による東西統治はうまくいきません。
イスラエルによる実効支配が続いています。

 

首都エルサレム問題

エルサレムの実効支配を続けるイスラエル。
イスラエルはエルサレムを首都と主張しています。

しかし、エルサレムはアラブ人にとっても聖地。
エルサレムをイスラエルの首都と認めとアラブ人を刺激します。

そのため、国際世論は軋轢を生まないために首都エルサレムを認めていません。
イスラエルの首都は「テルアビブ」ということで丸く収めようとしています。

最近の動きでは首都エルサレム問題にアメリカのトランプ大統領が顔を覗かせます。

イスラエル(ユダヤ系)と結びつきの強いトランプ大統領は首都エルサレムを認めました。
実際にアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムへ移転させています。

トランプの背景には選挙へ影響力のある在米ユダヤ人へのアピールです。

アメリカの首都イスラエル容認にアラブ諸国は緊張が走っています。

 

まとめ

イスラエルは他の中東諸国とは毛色が違います。
欧米とユダヤ人の結びつきにより建国された国でアラブ諸国からは煙たい存在です。

パレスチナや他周辺諸国との関係が気になります。

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