心理学の始まりと目的

心理学

心理学とは「心の理を科学的に研究する学問」です。

心はつまり脳を指します。
脳の働きを心として捉えて原因を研究する学問です。

人間活動には何らかの心理的要因が関わります。
その心理的要因を基に新たな法則を科学的に解き明かすのが心理学です。

心理学の始まり

ヴィルヘルム・ヴント

心理学の歴史は浅く1879年に誕生したとされています。
ヴィルヘルム・ヴントによって実証的な心理学を構想しました。

ヴントがドイツのライプツィヒ大学に心理学研究室を設立したことが心理学の第一歩とされています。

従来まで心の問題は哲学的問題として位置付けられていました。
ヴントは心の問題を経験科学(直接科学)と定めます。

形而上学からの離脱によって、心理学は歩みを始めます。

ヴント以降

近代心理学の創始者であるヴント以降、心理学は大きく発達します。
「行動主義心理学・ゲシュタルト心理学・精神分析」と大きく3つに分かれます。

以後、日進月歩で研究は進み、心理学は脈々と受け継がれています。
今では心理学と名のついた研究領域は数えきれない程広がっています。

「○○心理学」と表されることが多く、臨床心理学、認知心理学、神経心理学、犯罪心理学などなど色々あります。
人間の活動、全ての原因が何らかの心的要因と密接に関わるので幅広いジャンルに分類されます。

心理学の種類と領域

基礎心理学と応用心理学

心理学は2階建ての構成で成り立っています。
土台部分の1階が基礎心理学、2階部分が応用心理学です。

基礎心理学

基礎心理学は、心理実験によって導けれる法則から心のメカニズム、一般原理の解明を目指します。
「主に感覚、知覚、思考、言語などがあらゆる心理状態の時にどのような脳の働きを示すか」という研究です。

認知心理学、発達心理学、学習心理学などが基礎心理学にあたります。

応用心理学

基礎心理学によって、解明されたメカニズムを応用したものが応用心理学です。
応用心理学は臨床から社会、商業と様々な場面で活用されています。

犯罪者の特性や環境要因の解明を通して、犯罪予防、犯罪捜査を進める犯罪心理学。
スポーツに際に心理的な影響を感知・コントロールするスポーツ心理学など様々な分野が広がっています。

学問領域

心理学の研究領域は広範囲に及び、常に「学際」と呼ばれる状態にありあす。
「学際」とは複数の科学の境界領域が多様な形で提携が起きることです。

生理学、脳科学、動物行動学、言語学、行動経済学など様々な領域にまたがっています。
時に複数の学問にまたがりながら、人間の心の働きを解明するのが心理学といえます。

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