ポピュリズムが向かう先は愚かな世界

トランプ大統領が導くポピュリズムはどこへ向かうのか?
ポピュリズムとは大衆に迎合し、人気を煽る政治姿勢です。

民主主義が捻じ曲がり、衆愚政治が跋扈する世界が待っているとされます。
権力が民衆に迎合する時、民主主義は終わりを迎えます。

今回はポピュリズムが向かう愚かな世界の全貌をまとめます

結論

ポピュリズムとは
→大衆に迎合する政治姿勢
→大抵は衆愚政治へと陥る

トランプ大統領
→現代のポピュリズム
→白人低所得者を支持基盤におく
→扇動するトランプ氏が超富裕層という皮肉

衆愚政治
→ポピュリズムが陥る政治体系
→国民の声を聴くことのみが正義とは言えない

●ギリシャのデフォルト
現在の衆愚政治
→緊縮財政へ反発した国民に迎合した政府
→結果、何も出来ずに経営破綻寸前へ

トランプ氏は今の所、巧く捌いていると思います。
その結果、中間選挙では民主党に下院を奪われました。

これは、民衆へ迎合していないトランプ氏の手腕ともいえます。

台頭するポピュリズム

ポピュリズムとは

ポピュリズムは「エリート主義を批判し、大衆に迎合する政治姿勢」です。
一般大衆の願望、不満を巧みに煽り、自身の政治基盤を形成します。

そして、既得権益を握る支配層、知識層を排斥します。
大衆の欲望を巧みに政治に利用する政治姿勢です。

ポピュリズムは、一見すると民主主義に近しい位置にいます。
多くの民意を汲み取る民主主義の疑似的な政治姿勢です。

しかし、ポピュリズムは一転すると、民主主義を失墜させ、衆愚政治に陥ります。

愚衆政治

衆愚政治とは腐敗した民主主義形態。
大衆の欲望が愚劣だとその意のままに政治が運び、社会が乱れます。

トランプのポピュリズム

現在のポピュリズムを代表するのがアメリカのトランプ大統領です。
トランプ氏は典型的なポピュリストです。

トランプ氏の主な支配基盤は白人の低所得者です。
トランプ氏は低所得者帯の既存社会への不満、不安を巧みに突きます。

トランプ氏は金持ちの富の支配と移民による職の支配を糾弾します。
支持母体の多い低所得者層による支持はトランプ氏を大統領に担ぎ上げました。

泡沫候補のトランプ氏がポピュリズムにより大統領に就任します。

これからアメリカが衆愚政治に陥るかはトランプ氏の舵取り次第です。

トマ・ピケティ

「富の偏在」を指摘したピケティ氏もポピュリズムを助長したといえます。
金持ちはますます金持ちに、貧困層はますます貧困へと指摘します。

アメリカ社会の上位1%の富裕層が99%の富を支配しています。
この富の偏在は貧困層の大勢を固めました。

ポピュリズムを推進するトランプ氏が上位の1%というのも皮肉です。

ポピュリズムが衆愚政治へ

衆愚政治とは

ポピュリズムは大半が衆愚政治に陥ります。

衆愚政治とは、愚民による政治を意味します。
大衆に迎合した結果、愚民の意向が政治に反映されます。

有権者のエゴイズムを抑止できない政治状況です。
衆愚政治は古代ギリシアの扇動政治家の頃より存在します。

ギリシャのデフォルト

現代における衆愚政治の例はギリシャのデフォルトです。

緊縮財政へ反発した国民に迎合した政府が誕生しました。
しかし、この政権は財政を維持できず退陣します。

国民の声を煽ったものの、結局なにも出来ずに終わりました。
ギリシャのデフォルトはEUが救い、結果、緊縮財政へ流れます。

国民の声を聴くことのみが正義とは言えません。
これが、衆愚政治の恐ろしいところです。

民主主義を履き違えた末路

民主主義、国民ファーストを掲げるのが必ずしも正解ではありません。
ポピュリズム偏重になると、政治の枠組みが歪みます

その末路が衆愚政治です。

自己より集団に重きを置くことで民主主義は担保されます。
「個人より全体」の思想が過半数必要というのが民主主義です。

個人のエゴイズムの増長は、政治の混乱をきたします。

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