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運送会社の切り札サービス「置き配」をまとめる

ビジネスを語る

物流業界は近年「宅配クライシス」が叫ばれています。
「宅配クライシス」は宅配需要の急拡大により宅配業界が破綻する可能性を指摘したものです。
物流業界、運送会社は変革期を乗り越えられるでしょうか?
今回は宅配システムの変革「置き配」について学びます。

ネット通販と運送会社

ネット通販の伸び

ネット通販(EC)業界は年々増加しています。
Amazon、楽天ともに右肩上がりで市場が成長しています。

そこにメルカリなどの個人間小売も加わりECビジネスは数年前から空前の活況です。
スマホの普及率、商品映像の可視化が進めば更に、ECビジネスは加速するでしょう。

このネット通販の伸びが運送会社を窮地に立たせています。

運送会社の苦しみ

当初、EC業界の成長は運送会社に好影響を与えると考えられていました。
ネット通販が伸びれば、運送会社の出番は増えます。

運送会社の需要は予定通り伸長します。
ですが、EC業界の伸びに運送会社がついていけない事態が発生します。

運送会社では業務過多に陥り、深刻な労働力不足を生みます。
宅配ドライバーの求人が追い付かず、悲惨な労働環境にあるのは周知の事実です。

マンパワーに頼らざるを得ない状態で宅配システム自体がピンチに陥りました。

置き配が宅配システムの救世主に

ピンチをチャンスへ

窮地に立たされた運送会社ですが、ピンチをチャンスへ変える施策を打ちます。
まずは、宅配料金の値上げです。
「悲惨な労働環境と宅配システムの利便性」から宅配料金の値上げに関する動きは自然と受け入れられました。
また、テクノロジーの導入により再配達を減らすことで配達員の負担を軽減しています。
ヤマト運輸ではLINEで事前に配達時間を指定できるサービスも登場。
街中、駅などでの宅配BOXの導入も進みます。
一局集中の配送機能により、配送の効率化も進んでいます。
運送会社は人手不足というピンチをテクノロジーの導入でチャンスへ変えています。
ITの力で労働効率を上げることが出来ればEC業界の成長に追いつくことは可能です。

置き配の登場

昨今、更なる配送効率を向上させるために登場したのが「置き配」という制度です。
「置き配」では、在宅有無を問わず、指定場所に荷物を置いていく配送システム。
配送業務の癌である再配達を防ぐ役割を持ちます。
EC業界が置き配のサービスを提供することで、配送会社の負担はかなり軽減されます。
アメリカでは当たり前となっている「置き配」サービス。
「置き配」に特化したスタートアップ企業も登場し始めており、今後も拡大する市場でしょう。

置き配サービスの特徴

置き配の特徴は指定場所に荷物を置くというシンプルなものです。
Amazonなどでは既に導入されています。

●置き配の指定場所
宅配ボックス、ガスメーターボックス、玄関、車庫、管理人

危惧されるのは盗難や雨天です。
これは予めリスクを軽減させる場所の指定をすればほとんど防ぐことは可能なようです。

商品の追跡能力も向上しているので、注文商品が届かないなどの事態は従来のレベルを維持できるでしょう。

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