保守とリベラルの違いをスッキリ説明

選挙や大きな政治イベントが近づくと「保守」・「リベラル」という言葉を頻繁に耳にします。

保守とリベラルは互いに政治スタンスを指す言葉です。
俗に右派・左派や改憲・護憲と表現されます。

今回は混同されやすい保守とリベラルの違いをスッキリとまとめます。

保守とリベラルの違い

辞書的な意味を確認

保守・リベラルは政治的スタンスです。
ただ、一般的な言葉としても用いられています。

「家庭を持ち、保守的になる」など日常会話でも用いられます。
保守の対義語は革新です。

●辞書的意味
保守:習慣・考えを変えずに継続的に守る
リベラル:社会の規律、権威にとらわれない(自由主義的)

政治スタンス

保守とリベラルは政治スタンスでは対極に位置します。
政治政策、スタンスは原則180度異なると理解すればOKです。

保守リベラルの違い
保守:秩序>自由、国>個人
→資本主義的、愛国心
リベラル:自由>秩序、個人>国
→共産主義的、価値観の多様性

保守とリベラルの違いは明確でが、その特徴が全てではありません。
保守が価値観の多様性を認めないことはなく、リベラルは愛国心がないわけではありません。
どちらを積極的に尊重するかの違いです。

保守の政治スタンス
改憲派
原子力発電維持
靖国参拝賛成

リベラルの政治スタンス
護憲派
夫婦別性推進
靖国参拝反対

保守なのに改憲?

保守とリベラルの違いを混同するのは憲法を巡るスタンスにあります。
違和感は「保守なのに改憲?」、「リベラルなのに護憲?」という点です。

辞書的な意味では保守は「習慣・考えを変えずに継続的に守る」です。

保守ならばこれまでの憲法を守るのでは?

大衆

たいそん

鋭い質問だけど、保守だからこそ改憲なのだよ

憲法改正は目的ではない

保守派の人の政治目的は、憲法改正ではありません。
憲法改正による保守政治の遂行です。

改憲した結果、保守になることを目指しています。
リベラルは護憲した方が自らのスタンスを遂行できると考えています。

日本の保守とリベラル

右派と左派

保守とリベラルはそれぞれ右派(右翼)・左派(左翼)と表現されることもあります。

日本の保守派(右派)は日米安保条約を維持する勢力です。
日本はアメリカの軍事力によって、平和が守られています。

「アメリカとの協力関係を維持する」のが保守派の基本スタンスです。

一方、リベラル派(左派)は安保への懐疑、関係見直しが基本線です。
安保闘争を歴史などをみるとリベラル側のスタンスがわかります。

タカ派とハト派

保守・リベラルの中でもそれぞれ主張への姿勢が異なります。
主張への姿勢を表すのが「タカ派・ハト派」です。

タカ派は強硬的に自らの理念を主張
ハト派は穏健的に相手と協調して主張

保守タカ派、保守ハト派、リベラルタカ派、リベラルハト派とそれぞれ分かれます。

過激派組織

保守、リベラルともに過激派式があります。
極右はファシズム、ネオナチなど。
極左は急進的な革命を目指す極左暴力集団。

政党と政治スタンス

日本の政党も保守とリベラルに分かれます。
保守とリベラルの中道も存在します。

保守政党:自民党、日本維新の会など
リベラル政党:立憲民主党、共産党など
中道政党:公明党、国民民主党

政党によって、政治スタンスの幅は異なります。

自民党内にもにはリベラル寄りの人物一定数います。
そのため、自民党では党内会派を作り、派閥体制をとっています。

リベラル色が最も強い党の1つである共産党はリベラル一色です。

アメリカの政党

アメリカは2大政党制です。
保守の共和党とリベラルの民主党のみ。

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