なぜ企業は上場を目指すのか?

ビジネスを語る

日本には株式市場に上場している企業が3,500社以上存在します。
今回は企業が上場を目指す理由を紹介します。

スタートアップベンチャーのゴールと呼ばれるIPO。
企業がIPOすることはどのような意味があるのでしょうか?

今回は企業が上場する理由をまとめます。

結論を端的に

●企業の上場目的
→資金調達と優秀な人材の確保が目的
→莫大な利益を得るというロマン

●上場のデメリットもある
→上場後は常に株価を意識する必要がある

●IPOは狭き門
→上場企業は0.1%の狭き門のエリート企業
→マザーズ上場がまずは目標となる
→年間100社弱

なんで企業は上場するのか?

IPOにおける企業のメリット

企業が上場する理由はメリットが豊富だからです。

上場することで知名度があがり、資金調達に便利です。
知名度があると人材集客にも繋がります。

金と人のリソースを確保できます。
以下に考えられるメリットを挙げていきます。

上場のメリット
  • 会社の信用を高めることが出来る
    →財務諸表や経営情報を外部に提示する
    →会社の信用獲得に繋がる
  • 優秀な人材の獲得
    →信用の獲得が採用に繋がる
  • 資金調達が容易になる
    →信用が高まり、融資を受けやすくなる
  • 株式を保有する人が儲かる
    →創業者・ベンチャーキャピタルが儲かる
    →新規公開時に売り出せば巨額の利益が手に入る
  • 知名度が上がる
    →社会に対する露出が増えるので会社の知名度は上がる

IPOによるメリットはこの辺りでしょう。

よくベンチャー企業の社長が「社員の親御さんを安心させるために上場しました」とか、うわ言を言います。
本当のところは、資金調達と優秀な人材の確保が目的です。

うわ言の裏には、IPOで莫大な利益を得るというロマンもあります。

IPOによって、会社の格が上がることは間違いありません。
ベンチャー界隈だと、マザーズ上場が一種のステータスになっています。

IPOにおける企業のデメリット

IPOは企業にとってメリットばかりとは限りません。
IPOによる企業のデメリットを考えていきましょう!

上場のデメリット
  • 上場のための経費がかさむ
    →監査費や内部管理費など諸経費がかさむ
  • 経営の不安定化
    →株式が分散することで、方向性の多様化を招く
  • 買収リスクが生じる
    →業績が悪くなると経営権を他社に奪われる可能性

企業がIPO上場することは、企業が社会にオープンになることを意味します。

株価はその会社の通信簿です。
常に株価を意識して会社運営を迫られることになります。

従業員目線

従業員目線でもIPOを考えることが出来ます。
IPO以前は、最大の株主である社長のために働きます。
IPOによって、外部資本が入ると誰知らぬ株主のために働くことになります。

 

上場企業の数

上場に至るには0.1%の狭き門

日本の企業は小さい町工場から大企業まで数えると400万社を超えます。
一方で、上場している企業は3,500社程です。

上場している企業は0.1%の狭き門を潜りぬけた超エリート企業です。

株式市場を潤わせるためには数多くの上場企業を輩出する必要があります。
そのためには、グローバル基準で戦える企業の成長が求められます。

年間の新規上場企業の数は100社満たない

我らがIPO投資家にとって、気になる数字が1年間に企業が上場する数です。

新規上場企業数が増えれば増える程、投資機会に恵まれます。

また、新規上場企業数は、景気指数の1つでもあります。
新規上場企業数が増えれば、景気がいいという指標となります。

2017年の新規上場企業数は96社で、リーマンショック以降2番目に多い数字となっています。

1年間の新規上場企業数は多くて100社。
つまり、それだけのIPO投資機会ということになります。

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