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白熱するインドのフィンテック事情

ビジネスを語る

現在、フィンテックに成功している国は数少ないです。
その中で中国とインドはフィンテック社会が進んでいます。

インドは中国に次ぐフィンテックの普及率です。
インドのフィンテック普及率は日本の数倍を誇ります。

インドでは政府主導でフィンテックの外枠を固めています。

政府の基盤に数多くのスタートアップ企業が次々と登場し、新たなサービスを提供しています。
その成長に注視したグローバル企業が資金を投じる好循環が起きています。

インド躍進の施策 「アドハー」

アドハーとは

アドハーはインドで導入されている「国民識別番号」です。
13億人を超す人口の99%以上が既に登録されています。

アドハーは日本でいうところマイナンバーにあたります。
このアドハーがインドのフィンテック普及に一役買いました。

12桁の番号に加え、指紋、虹彩の生体認証制度です。
日本のマイナンバーの強化版です。

アドハー導入の経緯

インドでは貧困層を中心に出生届が出されません。
そのため、納税、社会保障機能が維持しませんでした。

インドでは公的な身分証明書が役割を果たしません。
識字率も低く、貧困層の生活実態を国が識別できませんでした。

アドハーは個人を識別することを目的とした役割を担います。

アドハーが変える社会

アドハーは義務化されていません。
しかし、インドの生活インフラと紐づくため、必然的に登録しないと国民は不利を被ります。

アドハーに登録すると行政サービス、社会保障が受けられます。
これが不正受給、貧困層の放置などの改善に繋がりました。

次にアドハーと銀行口座を紐づける制度を開始。
インドでは銀行口座の開設数が爆発的に増加しました。

アドハーは公的な身分証明と個人の資金管理が軸です。
社会保障基盤を結びつけました。

インディア・スタック

インドのフィンテックへの情熱

アドハーにおける投資をインド政府は本気で推し進めました。
その結果、ほぼ全ての国民へ識別番号の文化が定着します。

政府がこの外枠を創り、ここから多くのデジタルへの投資が広がります。
インドのフィンテックブームは一躍、急成長します。

インドはアドハーを基にした更なるデジタル化を推し進めます。
それが「インディア・スタック」です。

インディア・スタックとは

インディア・スタックはアドハーによる個人の識別情報の活用化です。
銀行取引、納税記録、医療記録、雇用記録などを紐づけます。

インド政府は国民のお金の動きを知ることができます。
国家運営にとっては非常に重要なシステムです。

フィンテックにとっても◎

アドハー、インディア・スタックはフィンテックと親和性が高いです。

多くのスタートアップ企業がフィンテック分野に参入します。
グローバル企業はスタートアップへ投資し、経済全体がフィンテックの成長を後押ししています。

モバイル決済企業が台頭し、キャッシュレス化を推進します。
お金の流れをデータ上で追えるようになったことでインドの足枷であった地下経済を終焉に終わらせます。

結論

中国、インドと人口大国がフィンテックを成功させようとしています。
なぜ、人口1億人のインフラの整った日本でフィンテックが流行らないのか疑問です。

安倍政権は積極的にキャッシュレス社会を迎合しようとしています。
政府が本気で取り組めば、可能な気がします。

なんのためのマイナンバー制度なのでしょうか?

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