アイドルの握手会は誰得なのか?

アイドル 考察論

アイドル握手会の光景をみるととても切なくなります。

幻想を抱くファン、偽りの笑顔のアイドル、資金目的の運営。
とても悲観的な見方をしてしまいます。

アイドルは一日中拘束され、不特定多数の人に笑顔を振りまきます。
「ファンと触れ合える」と美しい光景ばかりではありません。

不衛生な身なりの人や認知を求める痛い人もいるでしょう。

大人の作ったビジネスに搾取される子供という構図に見えます。

アイドル握手会は誰得なのかを考えていきましょう。

 

握手会という仕事

キツイ、汚い、危険

アイドルの握手会はキツイ、汚い、危険3Kの仕事です。
ドル箱システムの裏側には、アイドルの泥臭い努力があります

握手会は3K
  • キツイ
    一日中拘束
    立ち&笑顔の強要
  • 汚い
    不衛生なファンもいる
    危険
    凶悪事件に巻き込まれる事案も…

ライブやメディア出演などの華やかな舞台だけではありません。
アイドルとして輝かしいスターダスを登るのはほんの一握りです。

大半のアイドルは握手会という名の苦行を強いられます。
その握手会は拒絶することの出来ない労働です。

握手会が嫌ならアイドルを辞めなくてはいけません。

それぞれに利益があるから存在する

アイドルを完全にエンタメとして割り切っている人。
そして、ライトなファン層には、握手会の存在は悲痛です。

推しアイドルが辛い仕事を笑顔でこなす姿はあまり見たくありません。

出来れば舞台上での仕事。
成功して、メディアで活躍するのを期待します。

 

生命維持機能

握手会はアイドルの運営には必要不可欠です。
全てのステークホルダーに利益が存在するのも事実です。

アイドル自身は太い客を付ける機会です。

その太い客達の資本がアイドルとしての価値です。
大手アイドルが太客を掴み、運営に推され成功するというケースは典型です。

キャバクラ、ホストだと想像すれば容易です。

太客から大衆へ

アイドルは成功すれば、顧客が太い一部から大衆へ変わります。
大衆を顧客とすれば、握手から離れることができます。

駆け出しの何も持たないアイドルにとって、握手とは生命維持機能の役割です。
握手をしないとアイドル活動を維持できないレベルということです。

握手会が誰得なのかを考える

アイドルにとって

メリット

アイドルにとって、握手会のメリットはファン獲得です。
握手会はアイドルの最大の下剋上の場です。

握手を足掛かりに太い顧客を獲得し、顧客の資金を引き出します
資金を引き出すと運営もそのアイドルの存在も無視できません。

すると運営側が自然とそのアイドルの露出を増やす結果に繋がります。

アイドルとして生きるには持てるサービスを提供しなければいけないのです。
その落としどころが握手という訳です。

デメリット

デメリットは3Kを伴う苦痛な労働です。

「ファンと接する機会が嬉しい」とうわ言をぬかす輩が大半ですが、十中八九営業トークです。

見ず知らずの人と一日中、握手をし続けて、喜ぶのは稀有です。
握手会を嫌がっている方がよっぽど健全です。

 

ファンにとって

メリット

アイドルとの疑似恋愛を楽しむファンは、握手会は至高です。
支配欲や承認欲に駆られるファンも同じでしょう。

そのようなファンは握手会で認知、疑似恋愛を楽しむ場です。
資金量を費やし、自己の行為に陶酔するのも一興です。

中には、エンタメとして純粋に握手を楽しむファンもいます。
しかし、ライトなファン層のための握手会では採算が成立しないでしょう。

デメリット

アイドル活動の主眼は、パフォーマンスです。
既存の握手会ありきのアイドル運営は、パフォーマンスの質を下げます。

アイドル界ではアーティスティック性は地に堕ちました。
エンタメと疑似恋愛だけで、パフォーマンスの質は二の次です。

どこを楽しむかは当人次第です。
ただ、アイドルが音楽の末席に身を置くなら、握手会はデメリットでしょう。

 

運営にとって

メリット

エンタメ路線、アーティスティック路線どちらも振り切れない。
中途半端なアイドルをお金に変える手段が握手会です。

運営にとっては、握手会のドル箱システムからは手が離せられません
疑似恋愛を提供するアイドルの性質を巧くついた素晴らしい発明です。

1割に満たない華やかな世界を餌に集まったアイドルをお金に変えます。
商売としては、賢いと思えます。

デメリット

運営側のデメリットは思いつきません。
運営側にとっては、握手会は運営のための資金源です。

まさに必要不可欠ですね。
犯罪などのリスク管理を徹底すればドル箱確定です。

 

結論

握手会という苦行をこなしているアイドルを応援してしまいます。
握手をしたいとは微塵も思いませんが…

なんとなく握手会の全体像を考えてみました。
かなり偏向的な見方なのでご容赦

輝かしい舞台を憧れるアイドル、その欲を巧みにつくビジネス。

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