「雇用」が消えた業界と消える業界

「AIによって将来、仕事が奪われる」と危惧する人がいます。
将来ではなく、もはや仕事は奪われています。

戦後最悪の経済危機であったリーマンショックでは多くの失職者を生みました。
世紀の不況は産業から人と機械の新陳代謝を促しました。

今回はリーマンショックから現在までに多くの失職者を生み出した業界とこれから雇用が消え去っていく業界をまとめます。

これまでに雇用が消えた業界

製造業

リーマンショックから雇用が回復しない業界の代表格が製造業です。
製造業は全方位的に雇用数が落ち込んでいます。

ファクトリーオートメーション(FA)の進歩は目覚ましく、機械を機械を製造します。
工場内の完全自動化へ動く企業も多く、ロボット(AI)が管理します。

製造業に関しては、労働力として人間が入りこむ余地がありません。
機械化のコスト・質が向上すればより完全に人間は締め出されるでしょう。

出版・新聞

製造業に並ぶ雇用消失ぶりが出版や新聞業界です。
同業界の失速は容易に想像できます。

デバイス端末の普及により紙媒体の必要性がありません。
消費者は一部のメディアに依存する必要はありません。

デジタル化した方がコストも安く、利便性も高いです。
合理性を考えれば衰退するのも不思議ではないでしょう。

現在の情報社会では個人の情報発信能力が格段に向上しています。

全ての人がメディアの担い手と考えると出版だけではなくメディア全体の在り方も変わりそうです。

これから雇用が消える業界

サービス業

リーマンショック後、失われた雇用はサービス業へ向かいました。
しかし、このサービス業も確実に消滅されるとする産業です。

既に銀行の窓口業務や飲食店に注文や決済などは機械が台頭しています。

今後も接客業はテクノロジーへ代替されるでしょう。
並行しては厨房作業などのバックヤード業務も全てオートメーション化されていきます。

最小限のコストで最大限のサービスを追い求められます。

一次産業

雇用が消滅する業界として意外かもしれないのが一次産業です。
次世代産業は一次産業をも飲み込んでしまうでしょう。

長年培われてきた名家の経験がデータにより数値化されます。

農業では土壌データの検出から収穫作業までを既にテクノロジーが乗り込んでいます。
畜産業もAIとIoTにより家畜のデータを最適化することが出来ます。
漁業もビッグデータとセンサー技術により最適な漁場を見つけ、無人漁船が漁に出るかもしれません。

一次産業を全く無人化で行うのは遠い未来かもしれませんが、確実にテクノロジーが労働力に変わります。

悲観することはない

労働からの解放

「職が奪われた、職が奪われる」と表現すると悲観的になる人がいます。
人間の労働力が必要なくなれば、人は労働から解放されることを意味します。

自由競争をロボットに任せてしまえば、人間は資本主義経済から脱皮できます。
ラットレースと評される不毛な状態は解消されます。

人間は有り余る余暇を楽しむだけでいいのです。
哲学や芸術といったAIテクノロジーが苦手とする分野に精を出せばいい訳です。

資本家だけが得をする?

勿論、労働からの解放までは長らく時間を要します。
それまで資本家だけが得をする資本主義経済の最果てへ移行するでしょう。

AIの発展は資本家すら超越すると予想します。
独占的なテクノロジーではなく、共有財としてテクノロジーが台頭するのではないでしょうか?

あくまで非科学的な予想ですが未来は不明です。
不明なのだからポジティブに考えておけばいいのです。

資本主義体制を超越したテクノロジー体制が生まれる世界が待っているとプラスに考えておきましょう。

参考:リーマン・ショックから雇用が回復していない仕事ワースト20(ライフハッカー)

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