YouTubeチャンネル運営中

善を目指す哲学者「プラトン」

古代ギリシア哲学

古代ギリシア哲学は万物の根源(アルケー)探しから始まりました。
そこから時代は流れ、ギリシアでは弁論術が流行します。

万物の根源という絶対性からの脱却です。
「人間は万物の尺度である」とプロタゴラスが唱えて、一躍ギリシアでは相対主義の時代が到来。

相対主義の世の中にソクラテスという賢人が登場します。
ソクラテスの登場で哲学は何段階も駆け上がります。

ソクラテスが処刑されるとその意思を「プラトン」が継ぎました。
プラトンはソクラテス哲学

  1. プラトンとは
    →ソクラテスの弟子、アリストテレスの師匠
    →ソクラテス哲学を踏襲
  2. 善のイデアへの道
    →ソクラテス哲学にイデアを付け加える
    →哲学的国家運営を示す

プラトンとは

ソクラテスの死後

ソクラテスは西洋哲学の創始者ともされる傑物でした。
詭弁家支配するアテネ人へ理性を取り戻させます。

ソクラテスの実質の一番弟子がプラトン(BC427年-347年頃)でした。
プラトンは著作を残さなかったソクラテスに代わりソクラテス哲学の発展に貢献します。

プラトンの著作の中にはソクラテスが登場します。
ソクラテスが登場人物と対話をして彼の考えを示します。

プラトン(BC427年-347年頃)

プラトンはソクラテスの弟子でありアリストテレスの師匠です。
プラトンはアテネの裕福な家庭で生まれます。

青年期まではレスリングで活躍するなど武闘派な面もあります。

政治家を志すもアテネの腐敗した政治に辟易してソクラテスの門をたたきます。
ソクラテスから問答法(無知の知、善)などを学びます。

ソクラテス哲学の中心であった善の生き方を踏襲します。
プラトンは善への考え方を独自に展開していきます。

善のイデアへの道

イデア論

プラトン哲学の中心はイデア論。
イデアは抽象的で非物質的です。

現実世界の事物はイデアを模倣しており万物の本質や原型がイデアです。
イデアの中でも善のイデアが全てを司ります。

最終目標として善のイデアを目指します。

人間はイデア界に住んでいました。
イデア界から不完全な現実世界に送られています。

魂の想起説

プラトンは魂の想起説を唱えています。
非物質的な魂は肉体に宿る前から存在します。

魂は既にイデアを知っています。
つまり人は既にイデアを知知っている状態なのです。

人は知識を得ることでイデアを想起することが出来ます。
肉体に宿る前に知っていたことを想起します。

特に学問、芸術に触れることで魂が知るイデアの想起に繋がります。

プラトンの国家運営

プラトンは国家運営まで考え出しています。
勿論、善のイデアを全面に押し出した国造りです。

魂は「理性、意志、欲望」によって構成されています。
この構成要素をそれぞれの階級が担当して、作り上げるのがいい国造りです。

理性を知恵に変える役割が政治家。
意志を勇気に変える役割が軍人。
欲望を節制に変える役割が庶民。

知恵、勇気、節制が調和した時に理想の国造りがなされます。

庶民には苦しい

プラトン流の国造りでは庶民が虐げられます。
庶民は既得権益により私財を取り上げられ節制を強いられます。

庶民の子供を政府が取り上げて育成。
プラトン哲学を幼少期から教え込まれます。

プラトン流哲学において哲人の育成を目指しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。